【整体教室】

5月のテーマは「脱マスク」です。

日本の社会全体で、ここまで個人が「自分を晒す」ことを避けた時代は有史以来のことだろう。(正高信男/霊長類学者)


「変な目で見られないために」、マスクを着け続けた代償は思いのほか大きいのかもしれません。


マスクのゴム紐によって緊張した体。

見られる緊張感がなくなり弛緩した体。

浅い呼吸によって草臥れた肺、落ちた腰。


「もう素顔なんて見せられない」なんてことにならないように、この2年間失ったものを取り戻しましょう。


※5月18日(水)昼・夜クラスはお休みです。



稽古日

水曜昼クラス 14:00〜15:30

水曜夜クラス 19:00〜20:30

日曜朝クラス 11:00〜12:30

同じテーマでも稽古内容は毎回変えています。


会費


1回ドロップイン 2,000円(23歳以下の方 1,000円)

月謝 6,000円(23歳以下の方 3,000円)


お持ちいただくもの

替えの靴下、お顔の下に敷くハンカチ


予約フォームかお電話、LINEでお申し込みください。


 

【特別講座】「整体操法入門講座」

(実技がメインの講座です)


氣と型を用いて脊椎を調整する技術を整体操法と呼びます。

腹部の型、上肢・下肢の型など、部位ごとの整体操法の稽古に特化した講座です。

初めての方も歓迎します。


日時

5月28日(土) 17:00〜19:30


会費

4,000円 整体教室月謝参加の方 2,000円


お持ちいただくもの

替えの靴下 お顔の下に敷くハンカチ


予約フォームかお電話、LINEでお申し込みください。



「絵がうまいね。そのかわりにマスクしてね。」 「ポケモンの絵がじょうず。マスクしてや。」 「3年生になってもマスクつけてね!みているからね」


マスクマスクマスクマスク。 2年生で完全に定着している「マスクするのが普通」という認識。低学年だからこそ定着していると言うべきか。

大人にとってはマスクする生活がニューノーマルだけれど、小学校低学年、それ以下の年齢の子どもにとっては「玄関出たらマスクする」がノーマル。子どもにとってはマスクせずに出かけるのがニューノーマルということになるが、付けていなかったものを付け始めるより、付けていたものを外す方が遥かに困難に思える。


子どもが子どもに対してマスクを付けろと言い、 コロナがこわくてマスクが外せない子、 大人に怒られるのがこわくてマスクが外せない子、 素顔の大人を見て走って逃げる子を生み出したのはもちろん、何も考えず屋外でもマスクをつけて歩く大人全員の責任だ。「熱中症よりコロナが怖い」なんてことを言う親がいまだにいるのが信じられない。


こうした「抗えない流れ」自体もきついが、一番心が折れたのはこれまで「子どもの貧困」だとか、「子どもの権利」といった話題に比較的関心のある人が、コロナ騒動渦の行動制限に関して一斉に黙ったことだ。


子どもに黙食なんておかしいと叫ぶはずだと思っていた人が叫ばない。 「若者がウイルスの運び屋」なんて表現は差別だと叫ぶはずだと思っていた人が叫ばない。


もちろん勝手に期待する方が悪いんだけど、これだけ大きな出来事なのにそこだけ見事にスルーしたまま他の発信は続けるからより違和感が目立つ。 制服の自由化を叫んでも批判されにくいが、子どもの黙食反対を叫んで「コロナで亡くなる人を軽視するのか!」と言われるのが嫌なのか。叫びやすい正義だけ叫んだらそれで満足か。


大人が周りに合わせてなーんにも言わない、なーんにも変えないでいたら、子どもが小姑みたいにマスクマスクマスクマスク言うようになりましたけど、それが理想の子どもですか?


子どものマスク警察。 この2年間で生まれた言葉の中で一番かなしい言葉。

2月から古代技術・民族文化がご専門の関根秀樹先生に火起こしの技術を教えていただいている。休日も焚き火で肉を焼くほど熱中していて、「なんでこんな面白いものをパリピだけにやらせてたんだ」という感じ。


何度かやってみて思ったのは、前回前々回書いたような現代人の病とは真逆の世界だということ。


火を起こすのは大変だ。燃やす枝を集めるのにも時間がかかるし、火起こしの道具から作るのはもっと大変だ。発火させる道具を擦るのにも、枝を集めるのにもエネルギーを使う。一定の火力で火を維持するのも難しいし、とにかく「ワンタップでお手軽に楽しい、15秒ですぐ楽しい」とは真逆の世界。


大変なことも多いが、火の不規則な揺れを見つめていると妙に落ち着く。バチバチと燃える音で聴覚が、燻された香りで嗅覚が刺激され陶酔する感じがある。火が祭りや祈祷に使われるのもわかる。危険だけれど神聖で、暖も取れるし調理もできる、それが火なのだ。


火を起こすことは人間の証明でもある。原発事故や核戦争なんかのことを思うと、人間として生まれたことを憂いたくもなるのだが、火を起こすと人間として生まれたことを肯定し、讃えたくなる。キャンプが流行るのも、そんな感覚を思い出したいという本能があるからだろう。


ある詩人は「火を起こすことは人間に許された数少ない恵みの一つ」と言った。

やっぱりあれこれ求め過ぎたのだ。人間がやっていいことはそんなにない。


特にSNSに疲れた人には焚き火をお勧めしたいのだが、焚き火のできる場所が少ないのが残念だ。「危険だから」と何でも禁止し、街中で焚き火が出来なくなったことこそ現代人の病の始まりかもしれない。