更新日:4月2日

時間が極端

TikTokの文化なんてもう全然わからないんだけど、人気の動画は15秒以内が鉄則らしい。YouTubeも面白い部分を切り抜いた切り抜き動画が人気だし、動画配信サイトには倍速再生機能が付いている。倍速にしたら監督が計算したセリフの間もBGMがかかるタイミングも全部台無しじゃないかと思うけれど、根っからの映画好きしかそんなことには興味ないのかもしれない。


LINEは送信した瞬間に相手に届く。新着メール問い合わせに数十秒かかるなんて今の若い子にはわからない。ネットの記事はご丁寧に記事のまとめが表示され、「全文を読む」を押さないと記事全文が読めない、いや、そもそも読まない。日本人の5割は5行以上の文章の意味が取れないというのも去年話題になった。


極端に待つことができない、一つのことに時間をじっくり使うことが極端に出来ない人間になっていないだろうか。数分しか、いや15秒しか集中できないのでは、本も読めなくなる、映画も観れなくなるのは当然だ。この「待てなさ」は体のことに関しても言える話で、何か不調があっても手っ取り早く薬で治したい。風邪を引いてもじっくり休む時間が無駄のように感じる。


掃除はルンバ、食器は食洗機。家事から解放された時間で倍速動画を視聴し、とにかく詰め込むことが自分磨きなんだと消費させられる現代人と、家事で1日の大半が終わっていた昔の人、どちらが幸せだろうか?



味が極端

ペヤング獄激辛を食べたらしばらく悪寒と嘔吐が止まらなかったという人がいた。かなり辛いものでも大丈夫だと言う人がそこまで苦しむことがある食べ物がコンビニに売られている。

ペヤングはショートケーキ味なんてのも発売していたけれど、Youtuberが紹介してその時だけ瞬間的に売れる商品ばかり開発する風潮以上に、極端に辛いとか極端に量が多いものじゃないと満足できない人の増加が気になる。ストロングゼロもそうだし、二郎系ラーメンもそう。ビーフパティ4枚重ね!みたいな見た目の汚いハンバーガーを出す店も多い。

横浜家系ラーメンみたいな食べ物も好きなので、味の濃い食べ物のすべてを否定しないけれど、丁寧に取った出汁の繊細な味も旨いと感じられる人間でいたい。



丁寧さが極端

若手のバンドマンが「アルバム発売させていただきます、ツアー回らせていただきます」というのに違和感がある。バンドマンなんだから太々しくツアー回りますで良いじゃないか。

同様に、とあるYoutuberが概要欄に「この動画が面白いと思っていただけたら高評価をお願いします」と書いていて、やっぱりこれも体のよくわからない場所がムズムズする。面白いと思っていただく?へりくだり過ぎだろう。


女優の上白石萌歌さんがミュージックステーションに出演した際に、萌歌さんが大ファンだというスピッツも出ていて、「スピッツをさん付けで呼ばなかった」ことが昨年ネットニュースになった。「尊敬してるなら『さん』くらい付けようよ」とつぶやいた人が事の発端らしいが、馬鹿馬鹿し過ぎて印象に残っている。スピッツのメンバーはスピッツさんと呼ばれるのが嫌なことを萌歌さんが知っていたのかどうかは知らないが、バンド名とか、屋号には絶対さんを付けた方が良いと思う人はいつから増えたのか?


完全に偏見なんだけど、整体とかのサロン界隈には屋号にさんを付けて呼ぶ風潮が強いような気がする。道案内のページに「セブンイレブンさんの角を右に曲がり、直進すると田中クリニックさんが左手に見えてきます」みたいな感じで書いてあるのを見ると、そこは呼び捨てでいいだろうといちいち思ってしまう。


させていただきますの多用も屋号のさん付けも、違和感があるのは「丁寧過ぎると逆に馬鹿にしているような印象になる」からだろう。もちろん好きなように呼べば良いんだけど、「さんを付けてないのは失礼だろう!」と怒るのはちょっと勝手過ぎるし、変なところにこだわる割にSNS上で見知らぬ人にタメ口でクソリプを飛ばしたりする。他人との距離が極端になっていないか?


「レッドホットチリペッパーズさん」が変なように、芳田整体も呼び捨てで良いですからね。

更新日:4月10日

芸能人の裏側を暴露する元芸能関係者のYouTubeチャンネルが人気らしい。

人の不幸は蜜の味。人気の俳優がボロクソに言われているのを見て「ざまあみろ」と思うこと、他人を引きずり下ろすことに快感があるのだろう。不倫した芸人をリポーターが集団で囲むのも同じ。


2年間理不尽に行動制限をかけられ、肉体的にも精神的にもエネルギーは鬱積し、命を守るために言いたいこともやりたいことも抑圧し続けたのだから、極端に守ろうとすれば今度は極端に破壊しないと発散されない。戦争で爆発させるためのエネルギーを行動制限で蓄えさせたんじゃないかと言うと陰謀論だと言われるだろうか。


言うまでもなく他人の不幸を見てストレスを発散させるのはよろしくないが、「エネルギーの発散方法がまずいことになっている」予兆は振り返ればいくつもあった。

例えば論破。数年前からひろゆきがやたらとメディアに持て囃されるようになったが、「極端な例えを出して相手がうんざりするまで屁理屈を言うこと」が論破と言われ、相手を言い負かす姿を見て面白がる。ひろゆき論法を真似る子どもまでいるという。SNSで見ず知らずの人を叩くのも数年前から当たり前になった。

例えば煽り運転。車を運転すると口が悪くなる人は前からいるが、ドライブレコーダーの搭載率が急激に増えたことから考えても煽り運転は実際増えているんだろう。「街中でわざとぶつかってくる人」というのも数年前からニュースになっていた。


最近の大学生に「昔はもぐりで受講する若者がいっぱいいた」と言うと「学費を払っていない人間が受講するのはずるい」と思う学生が一定数いるらしい。「もぐりでわざわざ大学に行くなんて勤勉な人」と思うのが昔の感覚だったが、そういう感覚は消滅したらしい。


これらをまとめると、「人の不幸を笑い、揚げ足を取り、いちゃもんをつけて攻撃する上、他人が得するのは許せないのが今の日本人」ということになり、寛容さも器の大きさもあったもんじゃない。自粛警察も「苦しい思いをして自粛してマスクしてワクチン打ってるのにそれをやらない奴は許せない」だし、コロナ以前からあった「社会的絆の希薄さ」、「生きがいを感じられる経験の少なさ」、「漠然とした不安感」が感染対策に熱狂する要因になったことは以前にも書いた通り


感染対策に向かった熱狂が、今度は戦争に向かおうとしている。

早期に解決するに越したことはないが、世界を巻き込んで発展していくのならそれは「余剰エネルギーを鬱散させたい」という皆の無意識がそうさせる。避けたい展開なのに無意識にそれを望んでしまうことがないようにするには、一人ひとりが自分の人生を充実させるしかない。


難しいことではない、体を動かすこと、ネットから離れること。まずはここから始めよう。

更新日:4月1日

【整体教室】


4月の整体教室のテーマは「上虚下実」です。

「SNS上で今はどっち側についておけば批判されなくて済むか」を最優先に考え疲れ果ててしまっている日本人。頭に気が上がり、丹田に力がなくなってしまう状態を上実下虚、逆に丹田に気が落ち、満ちている状態を上虚下実といいます。


使い過ぎている頭を休め、体を使う時間を過ごしてみましょう。

整体に運動神経は関係ありません。むしろ体を動かすのに苦手意識のある人、体育の授業が嫌いだった人の方が、稽古する愉しみを感じられるでしょう。


4月のテーマは4月6日(水)から5月1日(日)までです。


稽古日

水曜昼クラス 14:00〜15:30

水曜夜クラス 19:00〜20:30

日曜朝クラス 11:00〜12:30

同じテーマでも稽古内容は毎回変えています。


会費

1回ドロップイン 2,000円(23歳以下の方 1,000円)

月謝 6,000円(23歳以下の方 3,000円)


お持ちいただくもの

替えの靴下、お顔の下に敷くハンカチ


予約フォームかお電話、LINEでお申し込みください。

 

【特別講座】「整体操法入門講座」

(実技がメインの講座です)


氣と型を用いて脊椎を調整する技術を整体操法と呼びます。

腹部の型、上肢・下肢の型など、部位ごとの整体操法の稽古に特化した講座です。

初めての方も歓迎します。


日時

4月30日(土) 17:00〜19:30


会費

4,000円 整体教室月謝参加の方 2,000円


お持ちいただくもの

替えの靴下 お顔の下に敷くハンカチ

予約フォームかお電話、LINEでお申し込みください。