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体の弾力

「使わないので。」と言われ頂いた抗原検査キットを試しに使ってみたのですが、不思議なもので検査結果を待つ15分は妙に緊張しますね。コロナに罹ると大変なことになると思っている人ならなおさら陽性の結果を見た瞬間にパニック、みるみる具合が悪くなるだろうなと思いました。病は気からというのは本当で、「あっという間に重症化する」だとか、「治っても後遺症がひどい」といった煽りを強く受けた人ほど、「なんか味噌汁の味がおかしい気がする」となってくる。「思い込みが作り出した後遺症」が大量にあるので、実際の後遺症の件数やコロナ自体の毒性はもはや調べようがないのではないでしょうか。


検査とも隔離とも無縁の3年間を過ごし、今初めて検査キットなるものを使ってあらためて「日本人は(特に2022年から)何を怖がってきたのか」ということについて考えさせられ、同時にこんな検査キット一つで一喜一憂し、医師でもない一般人が診断し、行動が制限され、大勢の国民が振り回されるという馬鹿馬鹿しさをより身をもって体験したような気がします。


陰性でさえあれば健康でしょうか?

病気とはなんでしょうか?

丈夫とはなんでしょうか?

 

我々はその弾力を誘導する為に整体操法をするのです。形を正すのではないのです。体の弾力を正していくのです。(野口晴哉)



コロナに罹った後体がスッキリしたという人の背骨を調べてみると、たしかに一つひとつの弾力が罹る前よりも良くなっており、それまであった背中のこわばりもなくなっていたりする。

罹ってしばらく経っても調子が優れない人ー療養中に解熱剤を使った人が圧倒的に多いのですがーは、薬で経過を妨げた分こわばりが残っています。


どの種類のウイルスに罹ったかは全くどうでもよく、大事なのは発熱によって体が刷新できたかどうか。発熱で体の弾力が正されたかどうかです。


整体のモットーは「風邪を引け、熱を出せ」です。

時代がどれだけ発熱を忌避するようになっても、整体は発熱できる体を育みます。



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