自分のなかにある「戦前」


【今日見たもの】

感染防止のために「二重マスク」はすべきなのか?

この記事の結論は「正しく装着することが大事」なので「話題の二重マスク 枚数より正しい装着を」が誠実な見出し。


「二重マスク」効果あっても息苦しいでも着けないと怒る人が出そうな空気

記事前半はダミー人形を使用して二重マスクの遮断率が上がったというアメリカの実験紹介。後半に怒る人が出そうな空気を感じた記者のエピソードがあるのかと思いきや、「必ず着けねばという風潮にまではならないと思う」という見出しとは反対の女性の意見の紹介。最後に少しだけ「二重マスクしない人が陰口言われてるのを耳にする」という話が出てくるがこれはニューヨーク在住の人の話。なんとなく記者が思ったこと、しかも分断を煽ることを見出しにして、記事の中身は見出しとほとんど関係ないという不快な記事。記者名の記載は義務にしてほしい。



「もし、東京五輪が中止になったら…」研究者が“警戒”すること


近現代史研究者、辻田真佐憲さんへのインタビュー記事。


「このような感染症ですから、市民が自分で考えて、自らの行動を制限するのは問題がないと思います。しかし、政府による私権制限や、それをもとにした同調圧力が用いられていることについて、私たち市民はもっと自覚、危機感を持つべきだと思います」


「また、感染拡大の防止策をめぐっては、リベラルと言われる野党側やその支持者も私権制限に前のめりだったように感じています。そうなってしまうと、制限によって奪われる移動の自由や集会の自由を擁護するのは誰になるのでしょうか」


「前線も苦労している、人も亡くなっているのだから、少しだけでも辛抱しなければならないーー。美談や恐怖など、感情を刺激するような報道がメディアを通じて流れ、人々がそうした『空気』に煽られ、同調圧力に走り、政府が私権制限へと動いていくのは、戦前とまったく同じです」


「医療従事者がいかに大変なのか、重症患者がいかに苦しんでいるのかを伝えることは、止むを得ないでしょう。しかし、そうした感情的なものと私権制限は本来であれば切り離して議論をしなくてはいけないと思います。こういうことをいうと、反発が寄せられると思うのですが……そこまで、戦前と同じですよね」


「いまの自民党政府は、その憲法改正草案からもわかる通り、国民に権利よりも義務を科したいと考えている。五輪があるからそのような強権的な姿勢は出していなかったわけですが、中止になれば、ロックダウンができないのならできるように憲法改正をしよう、という流れになりかねないと思っています」


感染症の専門家以外の専門家の声がもっと必要だ。最初から最後まで素晴らしい記事。

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