本音
- ysdseitai
- 2022年1月18日
- 読了時間: 2分
漫画家の倉田真由美さんは昨年からコロナを巡るあれこれに対して「おかしいのではないか」と発信している数少ない著名人だが、その倉田さんが「自分って意外と長いものに巻かれないところがあると知れた、今まで知らなかった自分に出会えた」と話していた。
コロナ対策に疑問を持つ主婦が「また増えてきて怖いねー」というママ友の発言に日々うんざりし、両親にはカルト扱いされ、旦那にも理解されないという、控えめに言って地獄みたいな状況でも踏ん張って「おかしいものはおかしい」と発信し続ける姿はもはや侍である。子どものいない人が子どもの自由が制限され過ぎていることに怒ったり、保守と言われる人が行動制限に異議を唱えたり。急に出てきた「実は元からあった気骨のある自分」に皆驚いているのである。
関西のTV番組には感染対策のおかしさについて話す自由が残っているという。特に大阪は本音をぶっちゃけることが好まれるので「建前はええから本音はどうなん?」的な内容の方が視聴率的にも良いのだろう。わいわいガヤガヤするのが好きな県民性と商売人の街でもあるから、それらが制限されることに敏感に反応する。夏フェスなんかも2020年に唯一開催した大規模なフェスは大阪だけだったし、昨年も多くのフェスが中止になったが大阪は開催。知事が中止を要請した県もあったが大阪は府知事が協力的だった。
「もうマスクは外していいですよ」と誰かが言ってくれる日を待っている?
そもそも感染予防のために使うアイテムではないのであって、2年間も科学的ではない使い方を続けたのに、やめるタイミングに厳格な科学的根拠を求めるのも馬鹿馬鹿しい。
使う理由が科学ではなく「なんとなく安心な気持ち」だったのならやめる理由も「気持ち」で良く、マスクの紐を引きちぎる気持ちを強めてくれるのは首相や専門家ではなく声のデカい人。矢沢永吉くらいの人がガツンと言えば一瞬で空気は変わるのにと先日の情熱大陸を観て思った。YAZAWAに面と向かってマスクしてくださいと言える専門家はいるまい。
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